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第2章 ジオラマ食堂の歴史

第2章


コロナ禍と、一匹の子猫との出会い


2020年。

新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は壊滅的な打撃を受けました。


来客は激減。

店舗経営は極限状態に追い込まれます。


そんな中、寺田町の保育園の前で、一匹の瀕死の子猫が発見されます。


まだ目も開いていないほど小さな命。


普通なら助からないと言われる状態でした。


しかし、その子猫は懸命に生きようとしていました。


寺岡は、その命を見捨てることができませんでした。


この出来事が、後のジオラマ食堂の運命を大きく変えることになります。


「飲食店を続ける理由は何なのか」

「人が集まる意味とは何か」

「空間とは誰のために存在するのか」


その答えが、

“命を守る場所”

という新しい使命でした。


 
 

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